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R3E公式のコントローラー、RaceRoom DC1というものを買いました。

半分ネタのつもりで買ったのですが思った以上によかったのでご紹介しようと思った次第です。

RRSHOP

今回私が購入したパッドはRaceroom SHOPにて販売されているゲームパッドのRaceroom DC1(以下RR DC1)というものです。
RR DC1は有線モデルであり、他に無線モデルのRR DC2と、無線モデルのデザインを変更しDTM ExperienceのデモCDがおまけについてくるDTM Experience Controller blueがRaceroom SHOPで販売されています。
RR DC2はPS3でも使えるようですがWindows10でドライバが動作しないとのことなので注意が必要です。

 

これらのパッドの特徴は見ての通り二本のアナログスティックに代わり中央に鎮座するステアリングホイールです。
またL1・L2ボタンとR1・R2ボタンはアナログボタンであり、振動機能も備えているなど15ユーロという低価格にも関わらずレースシムに必要な機能が揃っています。

 

Raceroom SHOPは日本国内への発送はたぶんしていないので(メールで問い合わせましたが返事がありませんでした……)、日本国内からの購入には転送業者を使うことになるかと思います。

今回の私の場合、Raceroom SHOPへの注文から数えて日数は8日(発送元のドイツ出国に4日+そこから私の手元に届くまで4日)かかり、支払いは14.99ユーロ(本体価格)+3.95ユーロ(ドイツ国内送料)+17ユーロ(転送業者手数料)+6.2ユーロ(国際送料)でしめて42.12ユーロ、1ユーロ125円で計算すると5267.5円かかりました。

 

さて詳しい紹介に移りましょう。

 

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フルロックの状態です。角度は公式によると60度(ロックトゥロック120度)のようです。

ステアリングの重さは重すぎず軽すぎず、ちょうどいいように思います。

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冒頭でも述べた通り、L1R1・L2R2ボタンは一見デジタルボタンのように見えますが実はアナログボタンです。

見ての通りストロークは少なく数ミリといったところですが、感圧式なのでストローク量それ自体はあまり問題にはなりません。スロットルやブレーキの操作に問題なく使用できます。

 

R3E公式パッドだからといってR3Eでしか使えないというわけではなく、他のタイトルでも普通のパッドのように認識されて使える……と思います。

なぜ言い切らないのかと言うと、いくつかテストした中でrFactor2は使える使えない以前にRR DC1を差したままでは起動しなかったからです。私の環境だけかもしれませんが……。

とりあえずAC、AMS、RBRでは認識されました。

しかしRBRはDirectInputなので、プレイできなくはないですが使い勝手が悪いです。(L1L2・R1R2ボタンが同軸のためにこれらをスロットルやブレーキに割り当てると常にパーシャルになってしまいます。1軸用の設定をすればいいのですが、そうすると左足ブレーキが不可能になります。)
ACやAMSでは特に問題はありません。

肝心の使い心地ですが、少し慣れが必要ではあるもののレースシム用のパッドとして申し分なし、と言った印象を受けました。

L1・L2ボタンとR1・R2ボタンの押し心地はいくらかクセがあります。

ボタン自体は普通のデジタルボタンのように、ボタンのどこを押してもストロークしますが、圧力センサーがまるでL1・R1ボタンの下側、L2・R2ボタンの上側にしかないような感覚を覚えます。
例えばスロットルを全開にしようとR2ボタンを押したとき、XBOXコントローラーを使っているときのようにR2ボタンの下側を押すと、ボタン自体は沈み込むものの、実際にはほとんど入力されていないということがよく起こります。

これを防ぐためにはR2ボタンの上側を押せばいいのですが、そうするとR1ボタンにかかっている人差し指とぶつかってうまく押せないと言う問題が新たに出てきます。

反対にL1・R1ボタンも下側を押すようにしないと反応が鈍く、こちらも人差し指で押している場合、中指と干渉して押しづらいです。

あちらを立てればこちらが立たずといった状況ですが、これは持ち方を変えるのがベストのようです。
ドライバのテスト上で確認したところL1ボタンとL2ボタン、R1ボタンとR2ボタンはそれぞれ同軸の逆方向に割り当てられているため、同時押しができません。
このことから『L1R1ボタンを人差し指、L2R2ボタンを中指で』という普通のコントローラーのような操作ではなく、それぞれふたつのボタンを指一本で操作することが想定されていると思われます。

もうひとつ、センサーの感度も気になりました。L1・R1ボタンの感度はやや敏感で、微細な操作が少しやりにくいです。L2・R2ボタンの感度は逆にやや鈍感で、100%の入力には結構力が要ります。R2ボタンをスロットルに割り当てていると、長いストレートでずっと押しっぱなしにしておかなければならないのでとても疲れます……。

 

ステアリングは実に良好です。一定角度の維持などはスティックに比べてずっとやりやすいです。
しかし結局はこれも慣れだと思います。慣れている人にはスティックのほうがいいでしょうし、そういう人でもRR DC1を使うことに慣れればこちらのほうがいいと感じることでしょう。

特別ステアリングがスティックより優れているとは思いませんが、それでもスティックにいちから慣れるよりかはまだこちらに慣れる方が簡単かな、と思う程度です。

それと実際にプレイして気付いたことですが、片側60度と動かせる範囲が大きいためフルロックは思ったよりやりづらいです。もっとも問題なく55度ぐらいは切れるのでそれで困ると言うことはありませんが。
また動かす量が大きいため熱中してくると指が少し滑ることが気になります。画像を見てわかる通りステアリング部分には滑り止めの溝が施してありますがあまり効果は感じられません。

総評として、レースシム用のコントローラーとしてはなかなかいいものだと思います。
確かにこれまで述べてきたように少し不満点はありますが、それらは慣れることであったり、あるいはソフト側のデッドゾーン等の調節でカバーできるでしょう。

今までXBOXコントローラーやネジコンでずっとやってきたという方には利点があまりないかもしれませんが、これからレースシムを始めようとしてパッドに迷っている方、あるいはこれまでハンコンばかりでパッドは使ってこなかったというような方にはお勧めできます。

輸入が必須なことでいくらか入手のハードルは高いですが、元が安いおかげで送料を入れてもそこまで法外な価格とはなっていませんし、到着まで数か月を要するというわけでもありません。(とは言ってもあくまで今回の私の場合の話なので、送料や日数については各自業者様にお問い合わせください。)
この記事を読んでご興味が湧いたのであればご購入されてみてはいかがでしょうか。

余談
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そもそもなぜハンコンユーザーである私がパッドを購入したのかと言うと、GP Bikesというバイクシミュレータを購入したためです。ハンコンでプレイするという手もあったのですが、どうしても違和感が拭えなかったのでパッドを探していました。

先述したように、RR DC1は万人にお勧めするものではありませんが、GP Bikesはこの記事を読んでいる万人に、強くお勧めします!
GP Bikes、本当に面白いです。これまであまり二輪に興味無かったんですが、教習所通って免許取ろうかと真剣に考えてしまうほどにハマっています。皆さんもぜひ!